早稲田大学での心理学の歴史は古く、1882(明治15)年の東京専門学校(早稲田大学の前身)創立時から心理学の授業がありました。
1932(昭和7年)に文学部心理学教室が設立され、教育学部の教育心理学専修は主として文学部心理学教室より人材を得て1962(昭和37)年に創設されました。
当時は教育学研究科が存在しなかったため、教育心理学教室の大学院教育は教員相互乗り入れの形で文学研究科心理学専修で行われておりました。
教育学研究科が1990(平成2)年に設立されるまでの約30年間に、教育心理学教室は100人近くの心理学研究者を輩出しました。